実利行者の足跡めぐり

坂下 大門 供養塔

岐阜県中津川市坂下大門  2011年6月4日
中津川市坂下の大門と時鐘の境界付近に位置する供養塔です。実利教会の『仏生講社連名記』には合郷大門組(22名)と講の記載があり、以前よりこの講に縁のあった近くにお住まいの方が世話をされています。石碑には「大峯山大導師實利行者供養塔、明治廿三年六月十六日」と刻まれています。「明治廿三年」は実利行者の七回忌にあたりますが、関連があるかどうかはわかっていません。両脇には信仰の対象として建立された秋葉神社(左)と妙義神社(右)の常夜灯が建っています。「合郷」(あすごう)は坂下の、「矢渕、赤田、樺の木、大門、時鐘」五地区を合わせた以前の総称です。この供養塔は「足跡めぐり」を見てメールをくださった、中津川市の中根氏に教えていただきました。氏には実利行者の縁者にあたる同級生がおみえになり、その方と一緒に実利行者について調べているうちに「足跡めぐり」を見つけていただいたそうです。以後、中根氏には情報の提供や案内をお受けし大変お世話になっています。



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實利行者供養塔

高さ80cm程で「大峯山大導師實利行者供養塔、明治廿三年六月十六日」裏側には「村中安全」と施主名が刻まれています。



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